Something Special
Musicrama
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オリジナル・アルバムを集めていけば、2枚目の方は殆どの曲がダブってしまうので、一見、2枚組として売るための水増しかと思われるかも知れませんが、この2枚目の選曲が結構、いや、非常にいいので許しましょう。普通のベスト盤だったら必ずといっていいほど入っている超有名曲("I Only Want To Be With You"とか、"You Don't Have To Say You Love~~ Me"とか...)は入ってませんし、ヒット曲と言えるのはラストの"The Look Of Love"だけなので(ダスティ以外のアーティストが歌って大ヒットした曲はありますが...)やや地味な選曲ですが、どの曲もしっとりとした味わいの名唱で、聴く度に心に沁み入ります。
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肝心の1枚目ですが、冒頭のアルバム・タイトルにもなっている曲はダスティの自作曲で、ダスティにしては珍しくキュートな声で歌われています。キャッチーなメロディーをもったポップな曲です。この曲がシングルのB面曲としてひっそりと発売され、またダスティがソング・ライターとしての才能をその後開花させなかったことは惜しまれます。他に、ヒット曲のフ~~ランス語ヴァージョン、あの超有名曲以外のカンツォーネ作品、あのメンフィス録音の名盤収録曲の英国録音の初期ヴァージョン、ワーグナーの「タンホイザー」に歌詞を付けた曲、"カンツォーネの女王"の次は"ディスコの女王"を狙った(?)70年代のディスコ・ナンバー、等々興味深いトラックが盛りだくさん。
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このコンピレーション発売後、オリジナル・アルバムのボーナス・トラックに収録されたり、他のコンピレーションに収録された曲もありますが、ここでしか聴けない曲は依然としてありますので、その価値は未だ失われていません。~
Saturday Night Fever
RSO
個人的に推したいのはやはり大ヒットした"If I Can’t Have You"。I.エリマンの野性味ある歌唱が曲とほどよく喧嘩していい味だしている。3では最初の数秒のギターを何十回も取り直したとのエピソードもあるように、完璧主義によるビージーズの曲が主軸だが、彼等以外にもヒット曲満載の本作。11"Open Sesame"ではないが、開けてびっくり玉手箱をまるで音にしたよう。楽しさ満点のベスト系コンピレーションとしてオススメです。